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「夢酔独言」69

超放置状態のブログですが、ぼちぼちまとめに入らないとなーという独り言。

       女難剣難

108 自分が山口にいたときのことだが、ある女に惚れられて困ったことがあった。その際自分の女房が「その女の件は自分がなんとかする」と言うので任せたら、「私に暇をくれ」というので、それは何故だと尋ねたら「その女の家へ私がいって是非ともなんとかしてこようと思うが、相手も武家だから場合によっては私が死ぬことになるから」と言う。
 その時に短刀を女房へ渡したが、「今晩さっそく」と言うので、自分は外へ遊びにいくことにした。その出先で南平に出会ったので、あれこれと話していると、「勝さまは女難の相が厳しい。心当たりはないか」と訊いてきたので、今日の話をすると「それはようなさった」というので、その場は別れた。それから関川讃岐という易者と知り合いだったので、近くを通りかかったついでに寄ったら「貴方は大変なことになっているようだ、上がれ」と言うので上がったら、女難の相の話をした上で「今晩は剣難の相も出ているが、人が大勢傷つくだろう。心当たりはないか」と言うので、先の話をことの最初から話して聞かせると、大いに驚いて様々に親切な意見をくれ、「貴方の女房は貞実である。これからは大切にしてやるといい」と言う。考えてみれば自分の心得違いから始まった話しである。夕方急ぎ自宅へ帰り、隠居に娘を抱かせて男谷へ行かせ、書き置きをして家を出ようとしていた女房を止めて、何事もなく収まった。一騒ぎだったが、これまで度々女房にも助けられもした。
 それからは女房に心を掛けてやったが、これまでは一日でも自分に叩かれないということはなかった。この四・五年で急に自分が体調を崩したのも、そういう不徳のせいかもしれないと思うから、隠居のように大人しくしておくことにする。

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