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「夢酔独言」51

「護りの刃」は残りの構成を見直すことに決定。

理由は色々ありますが、簡単に言えば

「一度プロットを構成したらダラダラ書くな」

ということで。

興味を持ってくれている方(いれば)には、もう少しお待たせしてしまうかと思います。


          秩父屋三九郎のこと

87 通り町に公儀の着地方で小遣い者の御用達し、秩父屋三九郎というものがいた。だんだん家が衰えてきて、今はその株が他にも出来てしまい、一向に御用も足せなくなってしまい困っている、と高田藤五郎という者が言うので、詳しく聞いた。この度末姫様が芸州へお引き移りになるので、その御用聞きになりたいとの話だった。自分が骨を折り、御本丸の御年寄・瀬山さんと、末様御引き移り時の師匠番・紅井さんへ頼んで御用聞きにしてやった。その前に望みが叶ったら紅井さんへ三十両、瀬山さんへも礼をする約束を秩父屋がしたので、そのことを教えてやると、紅井さんは大の欲張りなので喜んで秩父屋へ鑑札を渡し、先に七十両の御用を申し渡した。それから自分に礼金を寄越せと言ってきたので秩父屋に話すと、いちいち難渋なことを言い、始めとは違い自分の家にも来なくなったので、三九郎を呼んで世話の変更をした。
 すでに御用も聞いているし、鑑札を取り上げはしないだろうと思っていたら、二・三日後に鑑札を取り上げられて御用の物も不要になったと、夫婦で自分のところへやってきた。
 色々と言ってきたものの、事の顛末が気に入らなかったのでそのままにしていたが、その後四十両あまりの損をした上に大火事に焼け出され、裏店に入っていると聞いた。今の世の中には三九郎の様な者がいくらでもいるので、油断をすると引っ掛かってしまうものだ。

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