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「夢酔独言」40

大体本文の半分が過ぎたくらいでしょうか。

なんだかんだで、このカテゴリが終わってからの執筆になりそう。


       殿村南平について修行

74 ある時、妙見への参詣帰りに橋本庄右衛門のところへよると、殿村南平という男が来て知り合いになったが、この男が言うには「お前様は天府の神を御信心と見えますが、そうでしょうか」と訊くので、「年来妙見宮を拝んでおります」と言ったら、「左様でございますが。御人相に天帝があらわれております」という。
 それから色々話をしていると、奇妙なことを種々話すから、よく聞いてみると、両部の真言をやっているという。面白い人だと思っていたら、橋本が親類の病気のことを尋ねた。すると「それは死霊が祟っている」とのことで、その理由を訊いてみると、「その死霊は男だ」と言って、年格好・その死に様までつぶさに見てきたように話すので、橋本に確認すると、その通りだという。大いに感心して「弟子になりたい」と頼んだら、「随分法を教えてやろう」とのことなので、その日は家へ連れて行って泊めた。
 それから真言のことを色々教えてくれ、「まず稲荷を拝め」といって、その方法も教えてくれた。病人の加持の法、または摩利支天の鑑通の法、修行の術、種々二ヶ月ばかりで残らず教えてくれた。
 その後、ぼろぼろななりの南平に色々世話をして、謝礼などを含め一年半で四・五十両かけた。本所でも大勢弟子ができて、しまいには弥勒寺前の小倉主税という人の屋敷に住んでいた。日々病人そのほかの加持祈祷し、御番入の祈祷など、なにやら色々諸方から頼まれていたが、自分が最初に見出したことを南平も喜んでいて、自分に対しては色々と骨を折ってくれていた。

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